1千年の時を超えて
さて、舞鶴リトリートの報告の続きを記してみたいと思います
【安寿姫塚コンサート〜ニオイコブシへの祈り〜 】
と題してその名の通り安寿姫を供養するために作られた安寿姫塚にて
野外コンサートをさせていただきました
この日は日輪も美しく輝いていてこの上ない吉祥のサインがたくさん
来ていたように思います
安寿姫塚についてからまずはゆっくりと
リトリート参加者の皆さんとお弁当を食べました
ほんとうに春の美しい自然に囲まれてのピクニックですね!!
お天気が最高で本当に良かった☆
朝早かったことと、午前中はしゃぎすぎて(笑)
皆さんお弁当を食べた後は心なしかうとうと。。。
さて、全体を見るとこんな感じのコンサート会場です!!
大自然のいっぱいの美しい
緑の絨毯が敷き詰められたステージです
これからコンサートが始まりますよ~
地元の方々がたくさんお越しと聞いておりました。
もうそろそろ起こしかな?
その前に安寿の供養されてるお堂の方へとご挨拶に
地元の方がこの日のために塚を綺麗にお掃除して
お花を献上してくださったそうです
地元の皆さま
心よりありがとうございました
ここで、祝詞とあわの歌を奏上させていただきました
安寿と厨子王の伝説の地
京丹後にてコンサートが実現しましたこと
とても嬉しく思います
【安寿と厨子王】のお話は長い年月に物語をして語り継がれてきました
原作は【山椒大夫】のお話が元になっているものですが
きっと実話ですね。 私はそう思ってます。
地元在住の新宮さんの働きかけにより
お子様づれのご家族や地元住民のたくさんのみなさんがお越しくださいました。
この地域の区長さんはコンサート回覧をまわしてくだったそうです
老若男女に子供たちで安寿姫塚はとても賑わいました
見ず知らずの私達を温かい想いで迎え入れてくださったことに
感謝でいっぱいです
コンサートを聴いてくださった皆さん本当に本当に
ありがとうございました!!
最後に皆さんと記念撮影をしました
ニオイコブシと桜がちょうどピークとなったこの時期
最高の舞台セッティングの中で気持ちよく演奏させていただけたことも
ある意味奇跡です
安寿姫塚のある建部山はこの時期ニオイコブシの花で
満開になります。
ニオイコブシの花は安寿の化身と地元では言われ
春のこの時期しか咲きません
今年は早咲きだったためちょうど純白のニオイコブシに会うことができました
ニオイコブシはコンサート直後すぐ散ってしまったそうで
全てが奇跡のタイミングで運ばれ奇跡に完結しました
本当にありがとうございます
【安寿と厨子王】は
悲劇の姉弟のお話として
昔話でも語り継がれてきた物語ですが
なぜか私は昨年からこのお話の真実を紐解いてました
そんな中偶然にも近年ご縁をいただいている京丹後に安寿姫塚があり
安寿姫がお祀りされている塚があることをしりました
京丹後は安寿と厨子王のお話「山椒大夫」の舞台となった場所だったのです
数年前までは毎年、夏に安寿の追悼イベントが行われていたそうですが
引き継ぐひとがいない今は途絶えているそうです
そして偶然には偶然を読んで
ひょんなことから安寿の命日が私の誕生日と重なることを知り
ますますご縁を感じたものです
安寿の没後から数えると
昨年このことを知った2020年はちょうど節目の一千年
安寿没後1千年。。。
の時が刻まれていました
(調べると様々な命日説があります)
そして、舞鶴リトリートが迫ったある日
いつもいつも本当に直前ですが(笑)
コンサート3日前に安寿に捧げる奉納歌の歌詞がスルスルと
降ってきたのでした
コンサートが無事皆さんのおかげで終了した今
その歌詞をここに記しておきたいと思います
この歌詞は【アメージング・グレイス】のメロディーに乗せて
歌いました
~ニオイコブシへの祈り~
1.ニオイコブシの咲くころ
いつも思い出す
強く はかなく ひたむきに
生きる その姿を
2.時を超えて 花咲かせ
愛は 永遠の 祈り
苦しみ悲しみ 結び 咲き
自由の喜び たたえ
3.空に輝く 星たちと
月の光を 浴びて
ここに満ちる 幸せを
永久に 続く道
4.宇宙のかなたの 生みの親
その光とともに
いつもこの胸の 中にある
弥勒 弥栄 の響き
弥勒 弥栄 のひかり
最高に素晴らしい京丹後、舞鶴でのリトリートでした。
皆様ほんとうにありがとうございました。
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