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滋賀のロケ地をめぐり撮影をしていただきました

昨日は滋賀のロケ地をまわり、写真と映像の撮影をしていただきました。
撮影していただいたのは、映画撮影でもお世話になっている夜西監督ですが、昨年よりわたしの写真やPVなどのプロデュースについてもかなりお世話になっています。

昨日はまず湖西にあります白髭神社にご挨拶。
ここに呼ばれるときはなぜかいつも、あたたかな晴天が多く、湖の色もエメラルドブルーにキラキラと輝いています。
そしてこの季節ならではの、鴨たちが群れをなして鳥居の周りに楽しそうににぎわっていました。

まずはここで写真撮影。
いくつか素敵な写真を撮っていただきましたので、数枚をアップしてみます。

白髭神社さんのエネルギーにはいつもいつもサポートいただいているのを感じます。
過去は何度か参拝にこさせていただき、1昨年ごろより年に数回、撮影をさせていただいたり、歌で祈りを捧げたりしています。
その度に琵琶湖の神さまや龍神さまと対話させていただきたくさんのエネルギーをいただいているからこその今だと思うのです。

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そして、次はちょっと山奥の高島市今津町の山奥へと車で向かったのですが、奥へと登るにつれ、雪がかなり多く残っていて、四駆でもタイヤが時折滑りそうになりながら、それでもかなり近くまで登ったところで、ちょっとこの先は無理ですね、ということになり断念せざるを得ませんでした。

でもそこは素晴らしい見晴らしの上、残雪が太陽の光を浴びてキラキラと輝いた白銀の世界がひろがっています。。
ほんとに美しい、別世界のようでした。
せっかくなので引き返す前に、ここでも写真撮影です。

 

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そして次なる向かった場所は余呉湖。
ここは予定していなかった場所なのですが、監督が当日提案してくれた場所で、急に行ってみる事になりました。
余呉湖は琵琶湖の先端に位置する小さな湖です。
実はわたしは土地めぐりなどの趣味で(笑)、過去に2回ほど余呉湖にきたことがあったのでした。

そして、思い出しました。
ここは羽衣伝説のある場所なのです!! 詳しくはこちらから http://yogokanko.jp/node/60

日本で一番古い羽衣伝承がある町、それが余呉なのだそうです。

昨日は「アヴェマリア」のPV撮影のために、偶然にも白のドレスにオーガンジーの布を用意していました。 
この布がほんとうに天女の羽衣のような雰囲気を演出してくれることになりました。
まさか余呉でこのシュチュエーションの中で、アヴェマリアを撮影することになるなんて、当日までは思いもしないことでした。

ノースリーブのドレスでの撮影は、この真冬の気温ではかなり厳しいものでした。

昨年の日吉大社さんでのライトアップコンサートもそうでしたが、今回もまさに禊状態に(笑)

けれど、カッチーニのアヴェマリアをイメージする風景は、わたしの中ではどうしても冬の空しかないのです。
寒々しいくらいの枯れ木と、葦のはえた水辺、ゆるやかでやわらかい冬の太陽の光。

夕暮れ時に余呉の大岩山に沈んでいく柔らかな夕日、それはそれは素晴らしい光景でした。

登る太陽はアマテラス信仰、そして沈む夕陽はマリア信仰を象徴します。
それはマリアを思わせる冬の夕陽の光でした。

そんな情景の中で、震えながらの撮影でした。
でもその情景が今でもずっと目の奥に残っていて、一生わたしのスクリーンの中に消えないでいてくれるのではないかと思うほどの美しい演出でした。

これも偶然ではなく、必然のめぐり合わせですね!

あとは監督の映像編集を楽しみにしたいと思います。

 

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