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出石への日帰り旅とあの日の風景

先週は地元でのコンサート出演も無事終わり、母の誕生日も近かったことから、翌日は母と久しぶりに出石にでかけました。

出石は兵庫県の北部、豊岡に近いところにあります。

お蕎麦がとてもおいしく、古くからの城下町としての観光名所としても知られています。

石を投げたら確実に命中します!
と断言できるくらい、街中にはお蕎麦屋さんだらけ。

皆さん、どこに入ろうかと迷われる人も多いと思います。
私も子供の頃から何度も出石には遊びにきたことがあるのですが、どこに入ったかすらも覚えてませんから。

ですので、車をとめた駐車場の警備員さんにこっそり聞いてみたら、おすすめのお店教えてくれました♪

 

 

そこは小さな角をまがった、視界には入りにくい場所にある小さなお店でした。

 

やっぱり!!
評判どおりすごく美味しかったです。

何皿でもいけそうなくらい。

それに最後にでてくる蕎麦湯もすっごく美味だったので感動しました。

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お店の名前はよしむらさん

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そして出石の象徴でもある時計台、辰鼓楼。
かつてはここの最上階で太鼓をならして時刻を知らせていたという場所。

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城跡の隣にある稲荷神社

勝手に写真載せて、また母に怒られそうですが(汗)

 

そして、考えてみればこの日は父の命日でもありました。

父はなくなる直前、豊岡の病院へ搬送されたので、2年前は出石川を沿うように続く道を、なんともいえない心境で運転していたのを思い出します。

病院に向かう途中、ふと父の声が聞こえたような気がして立ち止まった場所。

出石川のほとりにはススキが生い茂っていて、川の流れが透明で、温かい陽気を受けて水面がキラキラ輝いていました。
そこから白鷺が3羽飛び立つのを見たとき、天国に行ってしまったことを知りました。

 

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*出石川風景のお写真はお借りしました。

あとで、母にこのときのことを話すと、昔出石に二人で出かけたときに、この川沿いの風景をとても気に入った父が、ここで車をとめて何枚も写真を撮っていたと言います。
父は絵を描くのが趣味だったので、写真におさめて、あとで描こうと思ったに違いありません。

 

なんだか慌しい中にもちゃんと節目には、必要な場所に導かれていることを改め実感する日々です。

ちょっと小さな旅日記でした。

 

 

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