私の生い立ちと音楽史①
コンサートやワークショップの会場で、自分は昔は声が全然でなくてコンプレックスの塊だったのですよ、とお話すると。
皆さん、「え~!信じられない~」
みたいなお顔をされます。
大学ではレッスンの度に罵倒され 笑(とても怖い先生でした~)
レッスンを受けても全然上手になるどころか、身体ががちがちに緊張したままで声を出そうとするから高音はひっくり返るし、喉を締め付けたままで発声するから喉も痛くなり、そのせいでどんどん自信をなくし、歌が大嫌いになった時期があったのですよ、トホㇹ。
なんて、トークでお話すすのでうが。
その後よく質問されることがあります。
「ではどうやって、今みたいにのびのびと声がでるようになったのですか~」と。
話せばながくなる私の音楽史。
私が私であることに少し自信がもてるようになり、今のように自由に曲を作り表現したり、即興で歌ったり、自分の内的世界を表に出すことができるようになるまでには、かなりの葛藤ともうやめてしまいたい!って気持ちと闘いで、長い間葛藤の連続でした。
だから、純粋に音楽が好き!歌うことが好き!舞台に立つとワクワクする!
って言える人がず~っと羨ましかった。
人前で演奏なんて、考えただけで卒倒してしまう。。。
同じ声楽を学ぶ同級生がのびのび歌えるのをひたすら羨ましく思ったものでした。
今ピアノの画像を検索していたらこんな素敵なピアノが目に留まりました~。
https://www.afpbb.com/articles/-/3271089
リンク張っておきます。221年にわたり世界を旅した「不滅のピアノ」ですって。わ~たくさんの天使が描かれていて素敵すぎます♪
話戻しますね。
そう、小さいころからピアノを習ってました。
5歳から
家で母がピアノの教師をしていて、いつもピアノ教則本のメロディーが流れてきていました。もう何度も何度も、耳につくくらい繰り返し聞くものだから、ぜんぶ耳コピしてましたね。
だから楽譜見なくても、聞き覚えで弾いてましたよ。
次のメロディーが浮かぶから聞き覚えでこんな感じだろうと探り弾きしていたのです。
これがよかったのか悪かったのか、小さいころからまず楽譜を読むのが嫌いだし大の苦手でした。
そして全く聞いたことない曲を最初から譜読みしながら弾くときには相当苦労したのを覚えています。
感覚は右脳の分野だし、楽譜を読み解くのは左脳の分野。
音楽はこの二つを統合しながらしなくちゃならない。現代の音楽教育においては必須ですね。
ほんと、これが苦手でできなかったのですね~。
私はもともと絶対音感があったり、楽譜と両手を即統合して弾けるような天才的素質は皆無だったので。
楽譜をすらすら読めるようになるのになるにも、相当な時間を要しました。
私子供のころから少し発達障害の傾向があったよう思うのです。
教室では普通に座っているんですが、いつも先生の話を集中して聞くことができず、気が付けばうわの空。あっと、戻ってくるのですが、また気が付けばうわの空。その繰り返し。 これは先生からも指摘されていたようです。
でも外で遊んだりすることは大好きで、運動神経はかなり良かったです。
田舎育ちだったので山や川や出かけては、男の子と張り合って遊んでました。
そんな時間はとても自分らしくこころから熱中していて、楽しくてしょうがなかった。
そして、子供ながらに子供同士の連帯感や仲間意識がすごくあり、友達といる時間がとてつもなく幸せだったのです。
かたや家に帰ると、「ピアノのお稽古しなさいよ」と言われるのが嫌で嫌で(笑)
やれやれ。。猫になりたい。。。
自分ストーリー、しばらくお付き合いくださいまし。
また気が向けば続編書いていきますね。
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