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音楽の処方箋~同質の原理~

こんにちは!
セレーナマリアです。

セレーナマリアは過去
音楽療法の現場で
ボランティアやお仕事としてセッションをしていた時期が
10年ほどあります。

一応民間の音楽療法士の資格も取りました
その後、演奏活動やサロン活動が忙しくなり
音楽療法士の資格は結局更新せずでしたが。。。

経験はほんとうに宝です
音楽療法で学んだこと、経験したことは
その後の演奏活動でもずいぶん生かされたと思います

音楽療法の講座ではほんとうにたくさんのことを
学ぶのですが
今日はその中でもとっても基礎的な内容のひとつを
ご紹介します。

音楽療法【同質の原理】

アメリカの精神科医アルトシューラーが唱えた
「同質の原理」とは

今の気持ちに合った曲を聴き
その音楽と気持ちが同調することで

共感的作用が起こり
気持ちが徐々に軽く楽になっていく

というもの

例えば
気分が落ち込んでいる時、
鬱っぽい時、
悲しみに暮れている時、

元気になろうとアップテンポの曲や
明るくポジティブな聴くのはNG

逆効果~~ってことなのです

そんな時は思い切り暗い曲
マイナーな曲を聴き
悲しみにどっぷり浸かる(笑)

果てしなく究極に
自分をどん底まで落とし込む(笑)

やがて
音楽が気持ちに沿うように同調し
共感的な作用が生まれることから


その気持ちが徐々に解放され
気分が次第に落ち着いてくる


癒しのヒーリングライアーや
癒しといわれる美しい音色も
まだまだこの時はNG

それらには
キラキラした天界や宇宙を感じさせる音色がたくさんありますし
ヒーリング的には素晴らしい音色なのですが。。


ヒーリングライアーでセッションされてる
ある方にこのお話をしたとき

鬱で元気のないクライアントさんに
元気になってもらおうと
美しいの音色のヒーリングライアーを奏でてあげてましたって。

「それって、逆効果だったの?」
といわれたのですが

その後ご自身のことを振り返り
身体の痛みで七転八倒していた時
なんとか痛みを和らげようと
ヒーリングライアーの音色のCDをかけていたら
よけいに辛かったと!
普段は大好きな音色なのに
その時ばかりは雑音のように聞こえたと

たしかに。。。って



一般的には今の自分の気分と離れすぎてる音調は
かえってストレスになってしまうことが多いのです
(もちろんすべての人にではないです)


気分の落ち込みがある程度回復した段階で
ヒーリング系の綺麗な音色や癒しの音楽に移行すると
癒しを加速させることができます


精神状態が健康な方はお好きな音楽を選んで聴いていただいたら
良いのですよ~♪

それが一番の音楽療法です。

今日は音楽療法の基礎講座でした
どうもありがとうございました★

コロナ自粛期間延長につき
5月に募集していましたオンラインセッションは
6月18日まで延期しています。
こちらをご覧ください


https://serenamaria.info/12156/












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